私は現在40代の男性ですが、30代中頃にEDに悩んでいました。仕事のストレスがピークの時代で、頭の中が仕事のことでいっぱいになり、性欲どころではないという感覚でした。私には１つ下の家内がいるのですが、その頃には夫婦生活もかなりご無沙汰になり、月に1回あるかないか。その数少ない夫婦生活もしだいにままならないほど、自分の勃起力は衰えていました。

行為が始まると徐々に勃起するのですが、なんともなかった頃のピーク時にくらべると固さがなく、場合によっては挿入が困難な状態でした。なんとか挿入しても固さを維持できず、いわゆる中折れという状況で中止するケースが多くなります。家内には「疲れてるから」という理由で弁解しますが、だんだんと家内のほうが「女性としての魅力がないのでは」という発想を抱き始め、私は予期せぬプレッシャーをうけることになりました。

そもそもEDというのは全く勃起し無い状態のことを言うのだと思っていたのですが、ネットで調べると私の状態はEDと呼べる状態そのものだそうで、少々認識がちがっていました。自身でなんとか克服をしようと思っていた矢先に家内からのプレッシャーまでのしかかり、まったく克服できる気配すらありませんでした。

ある日、私はどうやらEDであるということを家内に告げました。自身に問題があるということだけでも分かって貰えれば家内の憂鬱は解消できると思ったからです。

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仕事がうまくいかない状況下でのED克服のハードルは精神的にも経済的にも余裕がなく、簡単ではありませんでしたが、家内も協力的な姿勢で取り組んでくれたおかげで、有効な精力剤に辿り着きました。商品名はエレクトバーナーと呼ばれるものでしたが、実はこの精力剤、のちに医薬品の成分が検出されたということで発売中止になってしまいましたので現在は入手不可能です。

私はこの精力剤を飲む事で勃起力を回復し、性行為が正常に行えるという経験を何度か繰り返すことで自信を取り戻しました。恐らく精力という意味での回復は短期間でしたので十分には行えていないと思うのですが、その後、仕事の環境の変化や生活習慣も良くなったおかげで勃起に関する悩みは薄れていき、現在では克服したとっていい状況にあります。

精力剤の服用から克服を認識するまでの期間は半年から10ヶ月程度を要したと思いますが、医師の診断を受けてバイアグラなどを処方されていればもっと早くに解消できたのかもしれませんが、当時バイアグラは経済的な理由から手が出ませんでしたし、なにより医者にかかることが凄くイヤだったのでこのような形で克服に至りました。

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